• 143月

    IMG_2650_登山口10年弱ぶり?

     

    震災前にサクラと一緒に来たのが最後だろうか…

    南相馬の実家で3.11の黙祷をし、翌日の登山だ。

    山里の家々は白いカーテンが閉まり人の気配はまったく無い。

    帰宅困難なエリア… 当然、山の除染などされてはいない(苦笑

    静かすぎて少々背筋がゾクッとするが、登山開始。

     

    map

    当時の空間放射線量率測定結果

     

    以前、当ブログに載せたものだ。

    かなりキワキワのエリア…

    肝っ玉小さいので、すぐに喉が痛くなり胸が苦しくなる。

    写真は2段階クリックすると拡大可。

     

     

    37.641422,140.806618

     

    IMG_2651_登り穏やかな天気

     

    荒れた感じはない登りだが、往来する登山者の気配は感じられない。

    本当は5人での登山予定だったが、体調不良隊長のおかげでソロ… 次週の刈田は大丈夫だろうか…?

    IMG_2652_黄金

    階段の急登を過ぎると手前のピーク。

    ありがたそうな御名前の石碑がある。

    ちょっと下り、鞍部から登り返して山頂だ。

     

    IMG_2654_山頂寂しい山頂

     

    登山開始から50分くらいかな…

    IMG_2653_山頂

     

    祠と展望台がある。

    周りの雑木が伸びて眺望の邪魔をしておりちょっと残念。

    震災以降、地元の人々が手入れをする余裕などあるはずもない。

     

    IMG_2655_祠

    復興を祈る

     

    震災の復興を祈るも、祠の中も被災しているのだから申し訳ない。

    とても一人では起こせそうもないので、ゴメンなさいと再び手を合わせ下山開始。

     

     

     

    IMG_2656_下り笹が増えている

     

    かすかに残る道跡を辿り歩くが、笹の丈が短いので前方の視界は良好だ。

    IMG_2657_分岐

    分岐からケヤキの森方面へ。

    穏やかな山容が続き小鳥も多く、汚染地域とはちょっと信じがたい。

    キノコなども生えるだろうに…

     

     

    IMG_2659_ケヤキ一面、ケヤキのみ

     

    二次林だろうが、珍しい森だ。

    積もった落ち葉の下に欠けた石がゴロゴロあり、見た目より歩きづらい。

    IMG_2661_最終分岐

     

     

     

    終盤、笹をかき分け最終分岐点。

    ダム脇の林道を10分も歩くと、開始地点の神社へと戻ってくる。

    再び登りたい地元の山々は多いが、まだまだ先が見えない状況は続く。

     

     

3 Responses

WP_Floristica
  • Sei Says:

    >祠の中も被災しているのだから申し訳ない

    体力のない体調(隊長)で申しあわけ在りません・・・笑
    祠を戻してあげたいね!

  • タッシー Says:

    2〜3人いれば、
    ザイルで引いてなんとかなるかな

  • Sei Says:

    隊長よくなったら  ?
    何とかしましょうね !

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